スタディサプリENGLISHのビジネス英語コースで英語の再学習にチャレンジ中のYukiです。
スタディサプリENGLISHは継続率92%!の実績を誇る英語学習アプリで、スキマ時間を活用できるので忙しい人でも大丈夫!というのがPRポイントになっています。アプリということや、スキマ時間活用、ということでスマホでの学習に特化した仕組みなのかなーとも思いますが、実はパソコンでも学習できて、スマホの学習と連動できます。(もちろんタブレットも!)
スマホとPC、両方使ってみると、意外と大人の再学習にはパソコン学習が有効なのでは?と気づいたことがありました。スマホ版とPC版の比較をレビューします!
スタディサプリENGLISH スマホ版とPC版の違いは?
スタディサプリENGLISHは、基本、スマホで取り組んでもパソコンで取り組んでも内容は変わりません。
同じアプリなのでスマホとPCで機能が同じなのは当たり前なのでは・・・
画面の見え方など、細かいところでちょこちょこ異なる部分があります。
見え方だけなら特にどちらで学習しても変わらないと思うのですが、私が取り組んでみて、スマホとPCで機能が異なるので使い分けたいと思ったトレーニングがディテーショントレーニングです。
ディクテーションのトレーニングは、人によってはPCのほうが学習効果が高いかもしれません!
ディクテーショントレーニングとは
まず、ディクテーショントレーニングとは、音声で聞き取った英文をすぐに文字起こし・書き起こしするトレーニングのことです。リスニング力を鍛えると同時に、自分が聞き取れない単語が何なんなのかがよくわかるので、単語力のUPにもつながると言われています。また、まとまりで聞こえてくるフレーズ英語の理解も深まります。
「書き起こし」と聞くと「いまさら文字は書けなくてもいいんだよね、会話ができれば。」というイメージもあるかもしれません。仕事で文書を書く、などのシチュエーションがない限り、ほんとうにその通りだと思います。私もそう思って、やみくもに発話練習をしようとしたことがありますが・・・しかし結局のところ、聞こえた英文の構造を正しく理解できることが少しずつ自分でも話せるようになる近道な気がします。
ディクテーションをすれば、聞こえた英文の構造を正しく理解できているかどうか、一目瞭然です。
私の場合、ディクテーションで、自分が「a」「the」のような冠詞や、「to」「of」などの前置詞をいかに無視しているかを痛感しました。
聞こえているのかいないのか、aやらtheやらinやらを、ことごとく無視しまくって書き起こそうとする自分に驚きました!
聞こえたことを一生懸命書き起こしてみる、というこのディクテーションというトレーニングは、自分の弱点や癖を知るにはとても良い学習になると思います。書けない単語も決まってきます(トホホ)。
もちろん、いざ話すときには細かい冠詞や前置詞を間違っても飛ばしても大きな問題にはならないと思います。また、山ほどある英単語の細かいスペルがどうのこうの、というのは大人の再学習にはあまり重要な要素ではない気もします。
ただ、英文の本当の構造を分かるようになるというのは会話においてもやっぱり大事だなーと思う次第です。
スタサプENGLISHのディクテーション スマホ版
さて、本題。
このディクテーショントレーニング、スタディサプリENGLISHではスマホとパソコンで少々様子が違います。
どちらも、流れる音声を聞いて、_ _ _ _(グレーのアンダーライン)の箇所に入る文字を書き起こしていきます。書き起こしといっても、スマホやPCでのトレーニングなので実際にはタイピングで文字起こしをするトレーニングです。
スマホやタブレットでのディクテーショントレーニング画面の場合、書き起こしの候補になる文字が画面の下部に白いボタンで表示されます。
上の画像でいうと、聞こえた音声は「Where are you from, Daisuke?」です。a の次はrを入力するのが正解で、候補となる英文字が白いボタンとなっており、この中から「R」をタップすると次の文字の入力ができる仕組みです。白い文字の中から選ぶ、という意味で、ある程度次の文字を予測できる仕組みになっています。
スマホ版では、書き起こしの候補文字が表示されるのでゆるめのヒントがある安心感の中でのトレーニングができ、ゲーム感覚で挫折感も少なく取り組めるメリットがあります。スキマ時間で思いついたときにトレーニングできるのも大きなメリットです!
ただ、中年世代には、むしろこの小さな画面の文字をタップするという行動そのものがハードルになる場合もあり・・・そこは人それぞれかもしれません。
悲しいかな、分かってても隣の文字ばっかり触っちゃうのよ。
老眼よ、老眼。
スタサプENGLISHのディクテーション パソコン版
一方、パソコンでのディクテーショントレーニングの場合、候補になる英文字の誘導は一切ありません。
このように、単にグレーのアンダーライン_ _ _ _ _が果てしなく続いており、「さあどうぞ」とばかりタイピングを要求されます。
ディクテーションで書き起こし文字の候補が示されるかどうか、ここがスマホ版とパソコン版の最大の違いです!
PC版は、聞いた英文を誘導なしでタイピングしなければなりません。スマホよりハードルは上がり、全くわからないときは途方に暮れます。。。しかし、誘導がない分、真の理解につながりやすい感じがします。パソコンに向かってタイピングして採点することで「学習している」「できるようになっている」という達成感もあります。
また、理解した英文や単語ならばスピード感やリズム感の中で自分のペースでタイピングできますので、PCに慣れた大人世代なら、むしろスマホより集中して取り組めるかもしれません。
さらに、実際にPCでメールや文書を書くトレーニングに直結するのも大きなポイントになると思います。
PC版は候補が示されない+PCのタイピングで学習できる、ということを知っておくとうまく使い分けできたり、効率的に勉強できたりするのではないでしょうか?
PC版もスマホ版も、つまづいたら「一文字ヒントを使う」という機能があります。この機能を使えば、答えを一文字だけ教えてくれるので、PCで途方に暮れた時も大丈夫です!何度も聞いてみたり、聞き取り速度を遅く設定してみたりすると、書き起こしできることもありますよー
まとめ
スタディサプリENGLISH スマホとPCで異なる機能として、ディクテーショントレーニングをレビューしました!
それぞれの特徴は以下の通りです。
- スマホ版でのディクテーション トレーニング
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- スマホだと書き起こしの候補文字が絞られて表示される
- スキマ時間でトレーニングできる
- ゆるめのヒントがある安心感の中でのトレーニングができて挫折感が少ない
- パソコン版でのディクテーション トレーニング
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- 聞いた英文を誘導なしでタイピングし、書き起こすトレーニングができる
- 誘導がない分、真の理解につながりやすい
- 理解した英文や単語は流れでタイプできるのでスピード感やリズム感の中で取り組むことができる
- 実際にメールや文書を書くトレーニングに直結する
- スマホよりハードルは上がり、全くわからないときは途方に暮れる(一文字ヒントをつかって解決!)
- スキマ時間の活用で取り組むのは難しい
学習環境や方法は人それぞれだと思いますが、PC慣れしている40代の学び直しならPC版を使わない手はない!と思います。スマホのタップよりPCのタイピングのほうが早い、という世代の人、強みを生かして頑張りたいですねー!
えいえいおー!
※上記は全て執筆時の情報です。詳細は公式HPご確認ください。