スタディサプリ TOEIC® L&R対策コースに追加されたAI演習を使ってみたら

    スタディサプリENGLISHのTOEIC® L&R対策コースに、AI(人工知能)が自身の苦手問題を検出して取り組むべき演習内容を最適化してくれるという「アダプティブ講座」コンテンツが追加されました!

    画像:スタディサプリ公式HPより引用

    この記事では、実際にアダプティブ講座を使ってみた様子をレビューします。

    この記事はこんな人におすすめ
    ・TOEIC® テストの学習を効率よくすすめたい
    ・TOEIC® でスコアアップしたい
    ・スタディサプリのTOEIC® L&R対策コースが気になっている
    ・スタディサプリのTOEIC® L&R対策コースにあるAI演習はどんなものか知りたい

    目次

    スタディサプリ AI演習「アダプティブ講座」とは

    アダプティブ講座は、スタサプENGLISHのTOEIC® L&R対策コースの新しいコンテンツとして2022年6月に追加された機能です。

    画像:スタディサプリ公式HPより引用

    TOEIC® L&Rテストの各パートについて、実際の問題演習形式で課題をこなしていくと、間違いやすい問題の傾向をAI(人工知能)が学習し、集中的に解くべき問題を最適化して出題くれるという内容です。

    yuki

    自分の苦手分野に集中して取り組めるよう、AIが演習内容をカスタマイズしてくれる仕組み!

    また、苦手分野として抽出された部分については、関先生の講座+苦手分野だけ集めた練習問題で集中的に学習できるようになっています。

    アダプティブ講座では、AIに苦手分野を客観的に判断され、その分野が可視化されて取り組むべき課題が明確になりますので、「ついつい得意なところをやって満足しちゃう」という自分に甘々な学習者には目からウロコのサービスと言えます。

    yuki

    それは私です・・・

    注意点としては、パーフェクト講座の練習問題にあるようなディクテーションやシャドーイングのトレーニングはありません。ひたすら演習問題を解いて、自己採点するというタイプのトレーニングとなっています。

    ・アダプティブ講座とは、本番形式の演習問題を解くことでAIが苦手分野を分析し、集中して取り組むべき課題を教えてくれる講座。
    ・ディテーションやシャドーイングのトレーニングは含まれない。

    アダプティブ講座の対象者はどんな人?

    公式ページでは、アダプティブ講座の主な対象者は「スコア600点以上の中級・上級者で、パーフェクト講義を終えられた方」となっています。

    ただ、条件に合わないからといって、この機能を使えないわけではありません。

    せっかくAIが苦手分野をビシバシ指摘してくれるので、ものは試しでトライしてみるのも面白いと思います。

    注意点として、「もしも現在の英語力では、どのパートもほとんど間違ってしまう・・・」というような状況だとすると、苦手ばかり抽出されてしまって返ってモチベーションが下がってしまうかもしれません。

    右も左も分からずチャレンジすると落ち込んでしまいそうな側面があることから、公式ページでは対象者に言及しているものと思われます。あるいは、AIによる問題の抽出がうまく機能しない可能性があるのかもしれません。

    yuki

    ひとおりTOEIC® L&Rテストのことを分かっている人向け、ということかもしれないですね!

    アダプティブ講座は、TOEIC® L&Rテストのパート1からパート7まで、各パートごとにチャレンジすることができます。誰しも、パートによって得意・不得意があると思いますので、パートごとにAI演習に取り組むか、パーフェクト講座で基礎力をUPさせるか選ぶ方法も良いと思います。

    ・公式ページの推奨:アダプティブ講座の対象者は、TOEIC® L&Rスコア600点以上
    ・600点以下の人ももちろん利用できる。(一回やってみると良いと思います!)
    ・各パート別にうまく利用するのが効率的

    実際にアダプティブ講座をすすめてみると…

    では、具体的なアダプティング講座の流れはどんな感じなのでしょうか?

    STEP
    スタディサプリENGLISHアプリから、アダプティング講座を選択

    スタディサプリENGLISHのTOEIC® L&R対策コースアプリから、アダプティング講座を選択します。

    画像:スタディサプリ公式HPより引用
    STEP
    チャレンジしたいパートを選択

    アダプティブ講座はパートごとに分かれています。パート1~7の中から好きなパートを選びます。

    画像:スタディサプリより引用
    STEP
    「AI演習」を選択して、演習問題に取り組む
    画像:スタディサプリより引用

    「AI演習」を選択すると、演習問題が始まります。1セットの問題数はパートごとに異なります。

    【AI演習1セットの問題数】
    パート1 写真描写問題:6問
    パート2 応答問題:10問
    パート3 会話問題:2問
    パート4 説明文問題:2問
    パート5 短文穴埋め:10問
    パート6 長文穴埋め:2問
    パート7 読解:2問

    STEP
    AI演習を何セットか繰り返すと、苦手が検出される

    演習問題に何度か取り組んでいると「苦手な問題形式が見つかりました!」と教えてくれます。

    画像:スタディサプリより引用

    苦手の検出がないときは、苦手の傾向が判断できないときです。
    全問正解が続いていれば苦手は検出されません!

    STEP
    ピックアップされた苦手な問題形式に取り組む

    AI演習の解答傾向から苦手な問題が抽出されると、その分野に特化した内容のトレーニングが表示されます。

    トレーニング内容は「例題1問・講義動画5分・問題演習5問」の3項目です。

    画像:スタディサプリより引用
    STEP
    AI演習が苦手を意識した内容に最適化されていく

    演習の数をこなせばこなすほど、AIが自分用にカスタマイズして苦手克服に効率的な出題をしてくれます。

    yuki

    「二人以上の写真」が苦手な私には、この手の問題が多く出題されるように最適化されるはず。

    画像:スタディサプリより引用
    STEP
    ランクや解答時間を意識して演習を進めていく

    AI演習を1セット終了するたびに、ランク評価が表示されます。ランクは、E, D, C-, C, C+, B-, B, B+, A-, A, A+, S-, S, S+, SSの15段階

    TOEIC® L&Rスコア800点を目指す場合、全パートでSランクを獲得するのが目安だそうです。

    このように、アダプティブ講座は、本番形式の演習問題をどんどん解いて自分の苦手を検出していく流れになっています。

    まとめ

    スタディサプリENGLISHのTOEIC® L&R対策コースに追加された、「アダプティブ講座」は、あなた自身の学習データをもとに、パート別に演習問題が取捨選択され出題されるトレーニングです。

    画像:スタディサプリ公式HPより引用

    パート別のトレーニングなので、そのパート内での苦手分野が可視化されるのはもちろんのこと、ランク判定によりパート毎の得意・不得意もバッチリ可視化されます。

    yuki

    ちなみに、私はパート5が「Dランク」です…
    Dランクって15段階評価の14番目(深刻!)
    ほんとに文字情報の処理が苦手なのです。
    分かっちゃいたけど、改めて可視化されるとピリッとします。

    何事も、まずは課題の可視化から!

    そしてAIが、課題克服にカスタマイズした演習を選んでくれるというのだから、これを活用しない手はないと思います。

    注意点としては、各演習問題についての解説動画や、ディクテーション・シャドーイングなど基礎力UPのためのトレーニングは含まれていませんので、苦手を抽出しつつ、パーフェクト講義の練習問題に取り組んで英語力そのものをUPしていくのがおすすめだと思います。

    アダプティブ講座は、、無料の7日間トライアル期間()でも確認できるので、これから始めてみようか悩んでいる人はトライアルでチャレンジしてみてください!

    Yuki

    えいえいおー!

    ※上記は全て執筆時の情報です。詳細は公式HPをご確認ください。

    Yuki
    この記事を書いた人
    1976年12月生まれ

    広島市出身 横浜市在住

    45歳から英語を学び直したら、どのくらい話せるようになるのか。

    その過程を公開中。

    ・大人の学び直しにはどのような学習方法が効果的?

    ・体験レッスンのレビュー

    ・ネイティブキャンプやスタディサプリのレビュー
    スタディサプリ AI学習

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