スタディサプリENGLISH ビジネス英語コースで基本の旅行英会話を学べる?

    大人の英語学び直し向けの講座が揃っているスタディサプリENGLISHのビジネス英語コースは、ビジネスシーンでの交渉や確認などのフレーズもさることながら、海外旅行で使える基本フレーズの学習もしっかり網羅されています。

    とはいえ「ビジネス英語コース」のキャッチコピーが「実際のビジネスシーンですぐに活用できるフレーズを体得できる」となっていることから、空港やレストラン、ショッピングというような旅行英会話のシーンにどのくらい対応しているのか、ちょっと気になるかもしれません。今回は、実際にビジネス英語コースではどのような旅行英会話を学べるのかレポートします。

    yuki

    ビジネス英語を勉強していても、ご飯や買い物のことばかりが気になるわたし。

    この記事はこんな人におすすめ
    ・スタディサプリENGLISHのビジネス英語コースで旅行会話の学習ができるか気になる
    ・スタディサプリENGLISHに取り組んでみようかどうか悩んでいる
    ・スタディサプリENGLISHの新日常英会話コースかビジネス英語コースか悩んでいる

    目次

    そもそもスタディサプリENGLISH ビジネス英語コースとは?

    画像:ビジネス英会話コース 通常プラン より引用

    ステディサプリENGLISHのビジネス英語コースは、大ヒットドラマ「下町ロケット」などを手掛けた脚本家、稲葉一広氏によるドラマ式レッスンをメインの教材として、新規事業の立ち上げや事業のグローバル展開などを通じて、会議・プレゼンテーション・交渉・部下の育成・同僚との雑談まで、実際のビジネスシーンで活用できるフレーズを体得できる内容になっています。また、ビジネスに頻出する英単語の学習機能や、基本の文法講座、日常英会話のサブ教材など、たくさんの学習コンテンツが揃う大人の学び直しにおすすめの英会話学習アプリです。

    コース名のとおり、全体的にはビジネスを想定したカリキュラムとなっていますが、海外出張などのシーンも多く含まれているため旅行英会話もしっかりカバーされています。

    ビジネス英語コースのトレーニング内容やサブ教材については、これまでの記事で取り上げています。

    ビジネス英語コースの内容について

    ビジネス英語コースと新日常英会話コースのレッスン内容の違い

    ビジネス英語コースで学べる旅行英会話 移動・交通編

    旅行英会話の基本のきと言えば、空港のチェックインカウンターから始まって、機内での定例のやりとり、何かの場所を聞いたり、タクシーに行き先を伝えたり、という移動に関する会話。このようなシーンで使うフレーズは以下のレッスンで取り上げられています。

    ■Lv.1-1 Lesson3 機内食を選ぶ(機内)
    Would you like beef or chicken?  ビーフがいいですか、それともチキンがいいですか?
     I’d like the chicken. チキンが欲しいです。
     And , can I have red wine? 赤ワインをいただけますか?

    ■Lv.1-1 Lesson11 旅の目的を説明する(入国カウンター)
    Where is your destination in the United States? アメリカでの目的地はどこですか?
     It’s Los Angeles. ロサンゼルスです。
    How long will you be staying in the US? アメリカにはどれぐらい滞在しますか?
     I’m staying one week. 1週間です。

    ■Lv.1-1 Lesson95 機内持ち込みできるか聞く
    Can we take this wine on the airplane with us? このワインは機内持ち込みできますか?
     No sir, but you can buy wine in the stores after you pass through security.
     これはできません、ですがセキュリティを通った後の店で買うことができますよ。

    ■Lv.1-1 Lesson19 目的地までの行き方を尋ねる
    Excuse me, where are the shuttle buses? すみません、シャトルバスはどこですか?
     If you go out of Terminal A, you will see the bus stop. ターミナルAを出ればバス停が見えますよ。
    How do I get there from here? ここからどうやって行きますか?

    ■Lv.1-1 Lesson29 タクシーで目的地を伝える
    Can you drop us off at the ABC hotel? ABCホテルで降ろしてもらえますか?
    Also, about how much will it cost? どのくらい(お金が)かかりますか?
    How log will it take? どのくらい(時間が)かかりますか?

    このほかにも、バスの支払い方法を確認する、飛行機の遅れ具合を確認する、地図を見ながら行きたい場所を確認する、払い戻しをお願いするなどなど、移動や迷子になったときの細かいシーンや会話が揃っています。

    ビジネス英語コースで学べる旅行英会話 ホテル・レストラン編

    続いて、ホテルやレストランでよく出てくる英会話表現の一例です。同じような会話が異なるフレーズやシーンで繰り返し登場する構成になっており、いろいろなバリエーションも学ぶことができます。

    Yuki

    覚えているのはワンパターンだけ。それ以外のフレーズで聞かれると真っ白・・・、という切なさから脱出できるかも!

    ■Lv.1-1 Lesson31 ホテルにチェックインする
    Hello, I’d like to check in. チェックインお願いします。
    Please fill out this registration card. 宿泊カードに記入お願いします。
    We’d like two key cards please, one for each of us. ひとり1枚で2枚カードキーをいただけますか?

    ■Lv.1-1 Lesson93 領収書をもらう
    Can I get a receipt for my company? 会社宛ての領収書をいただけますか?
    Please make the receipt for the room charges only. 部屋代だけの領収書をお願いします。

    ■Lv.1-1 Lesson32 Lesson38  レストランの場所や営業時間を確認する
    Where do you serve breakfast in the hotel? 朝食はどこで食べられますか?
     It’s in the restaurant on the second floor. 2階のレストランです。
    And what time is the breakfast buffet? 何時に食べられますか?
     The breakfast buffet is from six thirty to nine a.m. 6時半~9時です。
    What time the kitchen close? レストランは何時に閉店ですか?
     They take dinner orders until 10:30. ラストオーダーは10時半です。

    ■Lv.1-1 Lesson63 レストランで違う料理が来たことを伝える
    Excuse me, but I don’t think this is my order. すみません、オーダーが違っているみたいです。
    This isn’t what I ordered. これは頼んだものではないです。

    このほかにも、予約が入っているかどうか確認してもらう、レストランで残った料理を持って帰ってもいいかどうか聞く、Wi-Fiの接続方法を聞く、ホテルのサービスを部屋代につけてもらう、などいろいろなシーンが用意されています。

    ビジネス英語コースで学べる旅行英会話 ショッピング編

    ビジネス英語コースで学べるお買い物英会話は、よくある旅行ガイド本の後ろについている会話集とは少し違っています。ここで言うガイド本の後ろについている会話というのは、つまり、洋服やカバンのサイズ違いがあるかを聞いたり、試着してもいいかを確認したり、保湿タイプのクリームはどれか聞いたり、この国限定のカラーはどれか聞いたり、という楽しいシチュエーションで使う英会話のことです。

    ですので、このようなショッピングのシーンを主に学びたい人がスタサプENGLISHのビジネス英語コースを選択してしまうと、期待外れになってしまうかもしれません。

    スタサプENGLISHのビジネス英語コースでのショッピングシーンは、電化製品(主人公がPC会社に勤めているので)を題材に取り上げられているシーンが多くみられます。

    Yuki

    買い物と言えば、コスメや食べ物のことばかり思い浮かぶ私にはなんだか新鮮!

    ■Lv.1-1 Lesson43 店員に取り扱い商品について聞く
    Excuse me, do you carry power adaptors for this PCs? 
     すみません、このパソコン用の電源アダプターを取り扱っていますか?
    Which one is compatible with this PCs? どれならこのPCとの互換性がありますか?
    Let’s see, this one should work. これなら、動作すると思います。

    ■Lv.1-1 Lesson46 売れ筋商品について尋ねる
    Which PCs are selling the most at this store? このお店で一番売れているパソコンはどれですか?
     More people buy smartphones or tablets than PCs these days. 
     最近はパソコンよりスマホやタブレットが良く売れます。

    キャッキャ言いながら散財するタイプのショッピングシーンは少ないですが、いろいろな買い物シーンで応用がきく表現はしっかりカバーされています。このあたりはこれぞ「ビジネス英語コース」!という感じですね。

    まとめ ビジネス英語コースは海外旅行で使える基本フレーズも学べる

    このように、スタディサプリENGLISHのビジネス英語コースは、基本的な旅行英会話もかなり細かく学習できるようなカリキュラムが組まれています。

    ビジネスで英語をバリバリ使うというほどではないけれど、大人が使える丁寧な日常表現を学びつつ、海外旅行での空港対応、ホテルのチェックイン、レストランでの注文やショッピングのシーンで使える会話を学びたい、という学習目的にしっかり対応できる内容だと思います。

    プラスαで「会社宛ての領収書をもらう」とか「自分のPCとの互換性がある備品か確認する」というような、旅行ガイド本に載っていない、でも割とあるあるなシーンも含まれているのが嬉しいポイントです。半面、海外でのショッピングのシーンは少なめですので、そのようなシーンで使える英語を学びたい人は注意が必要かもしれません。

    詳しいコンテンツ(レッスンの内容)は、無料の7日間トライアル期間()で確認できるので、じっくり確認してみるのがおすすめです!

    Yuki

    えいえいおー!

    ※上記は全て執筆時の情報です。詳細は公式HPをご確認ください。

    Yuki
    この記事を書いた人
    1976年12月生まれ

    広島市出身 横浜市在住

    45歳から英語を学び直したら、どのくらい話せるようになるのか。

    その過程を公開中。

    ・大人の学び直しにはどのような学習方法が効果的?

    ・体験レッスンのレビュー

    ・ネイティブキャンプやスタディサプリのレビュー
    ビジネス英語コースの旅行会話

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