唐突ですが、私は旅と犬が大好きです。英語の勉強を始めるずっと前から「旅をする」と「犬と暮らす」は私の人生に深く根付いている要素です。
そこに、英語の学習という新しいチャレンジが加わった今、自分の犬のことを説明する英語表現や、犬たちの習性やトレーニングに関係する英語表現にも興味が湧いてきました。
犬を飼っていると、英会話の雑談で犬について話したいシーンは多いですが、どういう表現をすればいいか分からないんです
そこで今回は、犬のトレーニングのドキュメンタリー番組「Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)」を題材に、犬に関わる英語表現をまとめてみました。
この記事はこんな人におすすめ
・犬のトレーニングで使う英語表現が気になる
・自分の犬のことを英語で説明したい
・英語を勉強しているから、犬を相手に練習してみようかな
・ドキュメンタリー番組 Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)の内容が気になる
ドキュメンタリー番組 Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)とは
Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)は、アメリカの有料テレビネットワークであるナショナル ジオグラフィックチャンネル(ナショジオ・National Geographic)が配信しているドキュメンタリー番組です。
アメリカ・ロサンゼルスにある犬のトレーニングセンターを舞台に、特に凶暴な問題行動を起こす犬たちと向き合うドッグトレーナーと飼い主にスポットを当てたドキュメンタリー番組です。
一話の長さは45分程度で完結型となっています。現在シーズン2まで配信されています。
番組紹介(あらすじ)
“ダメな犬はいない”という信念に基づいて犬たちと向き合うマット・バイズナー。彼が創立した犬のリハビリ施設“ザ・ゼン・ドッグ”には、日々、悩める飼い主たちからのSOSが届く。マットとスタッフたちは問題を抱えた犬たちをよく観察し、それぞれの犬に合った解決策を見つけ、犬への信頼と愛情を持って訓練に当たっている。本シリーズには、ペットとの生活をより良いものにするためのヒントがたっぷり詰まっている。
ドッグ:インポッシブル番組公式HPから引用
この番組では、人や犬に対して攻撃的になってしまう犬たちを対象にトレーニングをしていますが、自分の家で一緒に暮らす犬に攻撃性がなかったとしても、犬への接し方や褒め方などは共通しておりとても勉強になります。
問題行動は攻撃性だけではありません。小型犬では許されがちですが、散歩中に異常に引っ張る、飼い主と離れると悲鳴をあげる、クッションを喰い散らかす、などなど、意外と身近にあるかもしれませんね。
Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)は、犬たちが問題行動を起こさないために飼い主としてあるべき姿を気づかせてくれる番組です。番組に登場するのは犬が大好きな愛情深い飼い主ばかりで、トレーナーのマットさんも親身になって接しているので、見ているほうはついつい引き込まれ、自分自身の犬たちへの接し方についても深く考えさせられる内容になっています。
自分の犬の特徴や問題を説明する英語表現をチェック
早速、Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)の中で、犬への正しい接し方を説明する英語表現をチェックしてみます。まずは自分の犬について誰かに説明する表現です。
ブルドッグの可愛さを紹介するシーン
These dogs are our children, we love their big paws and their big fur and rolls and I just love having these hippos run around and knock you over in the house.
犬たちのビジュアルも行動も何もかもが可愛い、という気持ちが溢れてきていますねー。ブルドッグやパグなどのオーナーさんは短頭種愛に溢れています。日本ではフレンチブルドッグも大人気ですね。
hippo:カバ
愛犬の性格をトレーナーに紹介するシーン
He’s so goofy. It’s impossible not to love him. He’s such a character.
Yeah, I can see how he’s positioned himself that he’s clearly part of the family, which I think is awesome, as it should be.
I can see that one of his problem is that he is really cute.
「goofy」は、愛情をもって「おバカさん」と表現するようなニュアンスです。
「うちの子っておバカさんなの」という表現は、「可愛くてしょうがない」というノロケ表現として日本でも良く使いますね!
「It’s impossible not to love him.(彼を可愛がらないことは不可能だ)」も英語っぽい表現です。
goofy:間抜けな(しかし、愛嬌がある)、おバカさん、天然ボケ
バカだけどそこが可愛い、というようなニュアンスのある表現
awesome:すごい、素晴らしい
トレーナーのマットさんが愛犬ナマを紹介するシーン
This love bug is Nama. She is so socially gifted and intuitive.
「bug」は、もともとハエのような小さな昆虫の意味で、ぶんぶんとまとわりつくイメージから、「鬱陶しい」とか「熱中している」という意味も持っています。bug 単体だと、どちらかといえばネガティブな鬱陶しさを表現するようですが、「love bug」というふうに「love」を伴うと「胸キュン」の意味になるとのこと。
これは「うちの子、おバカさん」と同じく、直接的に賞賛するのはちょっと照れるけど、実はめっちゃ可愛いんです、というようなニュアンスを含んでいるのかもしれませんね。
面白い!
bug:(小さな)昆虫、調子がおかしな様子になること(バグっている)
小さな虫が飛び回るイメージから派生して、うっとおしい
love bug:胸キュン
gifted:才能のある、生まれつき高い知性がある
intuitive:直感的な
トレーニング中の犬の様子を説明するシーン
This play session tells me that Kai is totally capable of being a normal playful dog.
capableは「有能な」という意味の形容詞で、「be capable of doing(~する能力がある)」のフレーズでよく出てくる表現です。「can」以外の「できる」の表現として覚えておけるといいですね。
capable:有能な
be capable of doing :~する能力がある
Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)を視聴するには?
犬のトレーニングドキュメンタリー番組「Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)」で使われている、犬の性格や状況を説明する英語表現をピックアップしてみました。
トレーナーのマットさんの言葉に勇気づけられ、うちの子たちがますます愛おしくなる素敵な番組です。
ドッグトレーニングのポリシー
I take the dogs other people won’t touch and rehabilitate them with respect, trust and love.
Because I know there are no bad dogs.
自分の好きな犬のことをキラキラと英語で話せるようになったら素敵ですね!
引き続き、飼い主が犬と適切な関係を築くためのヒントになる表現や、トレーニング中に犬に話しかける表現などをチェックしていきます。
Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)が配信されているナショナル ジオグラフィックチャンネルはウォルト・ディズニー・カンパニーの傘下です。ですのでDog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)はDisney+(ディズニープラス)で配信されています。もっとじっくり見たくなったらDisney+をチェックしてみるのもいいかもしれません。
ナショジオは残念ながらAmazon Primeでは配信されていません。
スカパーやJ:comなどでは視聴サービスがあるようです。
Disney+(ディズニープラス)が気になるときはこちら