興味のある分野の英語にたくさん触れるアプローチの中で、犬のトレーニングのドキュメンタリー番組「Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)」を追いかけています。
今回は「Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)」の中から、犬の行動を説明する英語表現や、トレーニングの成果に感激する飼い主の英語表現をまとめてみました。
感激や感動を伝える表現は、人それぞれ選ぶ言葉に特徴があってとても興味深かったです。
この記事はこんな人におすすめ
・感激や感動を伝える英語表現のバリエーションを増やしたい
・自分の犬のことを英語で説明したい
・英語を勉強しているから、犬を相手に練習してみようかな
・ドキュメンタリー番組 Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)の内容が気になる
自分の犬の特徴や問題を説明する英語表現が気になる時
犬の行動の意味を説明する表現をチェック
Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)は、アメリカ・ロサンゼルスにある犬のトレーニングセンターを舞台に、特に凶暴な問題行動を起こす犬たちと向き合うドッグトレーナーと飼い主にスポットを当てたドキュメンタリー番組です。番組の中では、犬たちの行動やボディランゲージの意味をトレーナーのマットさんが説明してくれるシーンが数多く存在します。
その中から自分の犬の行動を説明するときのヒントになりそうな英語表現をピックアップしてみました。
犬のボディランゲージを説明するシーン
So that’s the appeasement lick. Goober’s telling me things like I’m not really sure how to settle down.
「lick(下で舐める)」は、普通に日常英会話を勉強しているとほとんど出てこない単語かもしれませんが、犬との暮らしを英語で雑談したいときにはきっと最重要の単語になりそうです。
「fetch(フェッチ・もってこい)」も最重要単語です!
My dog likes playing fetch so much.
私の犬は「持ってこい遊び」が大好きです。
「settle」には「(最終的に)決める、解決する」という意味があり、settle downのフレーズで「落ち着く」という意味になります。海外ドラマでは「 That settles it.(それで決まり)」という受け答えもよく耳にします。物事がまるく収まって片付くニュアンスです。
appeasement:緩和・なだめること
lick:舌で舐める
settle down:落ち着く
愛犬と距離を置くテストをした時に犬が見せる行動を説明するシーン
There she is, shaking off the stress. Because affection is the norm, she may think that she’s done something wrong. So there’s panting, there’s stress yawns, there’s whining. You can see the head is dropped. The body language is changing because she is not getting what she normally gets.
犬を飼っているとよく目にする「パンティング(口を開けてする呼吸)」、「あくび」、「クンクン泣く」という行動を説明する英語表現がまとめて出てくるシーンです。
norm:標準
panting:パンティング 息切れするような浅い呼吸
yawn:あくび・あくびをする
whining:泣き言を言う・めそめそする
犬同士の健全な遊び方を説明するシーン
A lot of fluid play with different levels is healthy play. Right, and then he drops and he changes position. So it’s respectful play.
一方的に追いかけたり、上から乗りかかろうとしたりする遊び方は健全ではないことを説明している英語表現です。犬同士もお互いをリスペクトする関係が大事ということは人間社会と全く同じです!
fluid:流動性の
respectful:礼儀正しい、敬意を表する
感動や驚きを伝える英語表現をチェック
Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)では、犬たちの成長に感動したり驚いたりする飼い主さんたちの表現が多くでてきます。感激や興奮を伝えるとき、飼い主さんの人柄で選ぶ単語や比喩表現に個性がありいろいろな英語表現に触れることができます。
犬の行動変化に驚くシーン
I’m seeing so many things here that I did not expect. That are just amazing.
「思ってもいなかったこと」を伝えたい時に「〇〇 that I did not expect」という表現が使われています。良いことが起きた時にも悪いことが起きた時にも使える表現です。
〇〇 that I did not expect:思わぬ〇〇 予想外の〇〇
愛犬のトレーニング成果に感動するシーン
I’m beyond impressed with the progress I saw today with Monkey. He’s improved exponentially. That’s incredible. Things that I never thought possible for Monkey has happened. On our walks, we walk as one.
強調したいことについて「very」以外の単語がたくさん使われている表現です。beyond(~を超えて)impressed、感動どこではなく超絶に感動した、というようなニュアンスを感じます。
exponentially(指数関数的に)という単語も普段はなかなか使わないですが、飛躍的に急上昇して改善された様子が伝わります。
On our walks, we walk as one.
まるで一心同体のような散歩、憧れます!
beyond:~の向こうに、~を越えて
be impressed with~:~に感動する
※be impressed by~:~から感銘を受ける
exponentially:指数関数的に
incredible:信じられない(ほど素晴らしい)
愛犬のトレーニング成果に驚くシーン その2
It’s, we’ve never seen that before. I’m completely blown away. It’s not something that I’ve seen before. It was like a shock. Total. I’m truly amazed.
こちらも、驚きの表現のバリエーションです。 「I’m completely blown away.」は直訳すると「私は完全に吹き飛ばされています」ですが、感情の表現では「感動させられる」という意味になるフレーズです。ぶっ飛ばされるくらいに、というニュアンスが表現できるんですね。
この飼い主さんは、「ほんとうに、心から」という気持ちを伝えたいときに、「Total.」や「truly」を入れるのが口癖のようでした。「very」や「so」での強調表現はほとんど使っていなかったことが印象的。個性が出ますね!
completely:完全に、完璧に
blow away:「吹っ飛ばす」という意味ですが、感情に対して使われると「感動させる」という意味
truly:偽りなく、本当に
まとめ
犬のトレーニング番組「Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)」の英語表現をピックアップしてみました。
特にトレーニング成果に感激する飼い主さんの英語表現は、その人の個性やお気に入りの言葉が良く分かり、とても興味深かったです。
「初めて見た」「思わぬことだった」という言葉で感動を伝えることや、比喩的に驚きを伝えることなど、日本語でもよく使う方法なので、同じようなニュアンスを英語で表現できるようになって自分なりのスタイルで「すごーい」を伝えられると素敵ですね!
Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)が配信されているナショナル ジオグラフィックチャンネルはウォルト・ディズニー・カンパニーの傘下です。ですのでDog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)はDisney+(ディズニープラス)で配信されています。もっとじっくり見たくなったらDisney+をチェックしてみるのもいいかもしれません。
Disney+(ディズニープラス)が気になるときはこちら
ナショナル ジオグラフィックは、自然、科学、文化、歴史などに関わる事実に基づいた内容のドキュメンタリー作品を多く配信しており、動物好きや自然好きにはたまらないコンテンツが満載です。
ナショジオは残念ながらAmazon Primeでは配信されていません。
スカパーやJ:comなどでは視聴サービスがあるようです。
英語学習としては特殊な分野もあるかもしれませんが、興味のある内容や仕事に関連するカテゴリーがありそうな場合はチェックしてみると面白いかもしれません。雑談のネタになりそうな話題も見つけられそうです。
えいえいおー