犬と飼い主の適切な関係を説明する英語表現を Dog: Impossibleでチェック(音声付)

    興味のある分野の英語にたくさん触れるアプローチの中で、犬のトレーニングのドキュメンタリー番組「Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)」を追いかけています。

    今回は「Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)」の中から、犬と飼い主の適切な関係を説明する英語表現をまとめてみました。

    我が家の小さな暴れん坊
    yuki

    小型犬でもやっぱりトレーニングは大事です。飼い主の愛情表現の方法やタイミングについて、気づきや反省がたくさんありました。
    黒い暴れん坊が破天荒なのは私の責任です・・・

    この記事はこんな人におすすめ
    ・犬のトレーニングで使う英語表現が気になる
    ・自分の犬のことを英語で説明したい
    ・英語を勉強しているから、犬を相手に練習してみようかな
    ・ドキュメンタリー番組 Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)の内容が気になる

    自分の犬の特徴や問題を説明する英語表現が気になる時

    目次

    犬への基本的な接し方を説明する英語表現をチェック

    番組内で、問題を抱えた犬たちと向き合うドッグトレーナーのマット氏は、常々「犬たちへの愛情の与え方、与えるタイミングが重要」とおっしゃっています。

    飼い主が犬をどう扱うべきか説明する英語表現は、犬の飼い主として身につまされるような気分になるのと同時に、英語学習としても覚えておきたい単語が目白押しです。

    ドッグトレーナーのマットさんが飼い主に犬への基本的な接し方を説明するでのセリフです。

    犬への接し方を説明するシーン ©ondoku3.com

    The way to handle this is that we let him calm himself down and then you praise him. And in a Pavlovian way, if he’s running hot and you give him affection, you may quell that surface behavior, but you just reinforced the jerk.
    He really doesn’t know how to handle his own stress. He realizes ” I calm myself down, I get affection. … This is the way to operate.” That’s gonna create neurologically a new response for him.

    犬が自分自身を落ち着かせられたら褒めてあげてください。興奮しているときになでたら、表面上の行動を鎮めることはできるかもしれませんが、条件反射的に”騒げばなでてもらえる”という自分勝手な犬の行動を助長させてしまいます。
    彼はストレスに対処する方法を知りません。彼が「自分で落ち着いたらなでてもらえた…これがやり方なんだ」と気づく。そのことが彼の脳に新しい反応を生み出すのです。

    yuki

    犬が騒いだり、何か要求しているときにかまってしまうのはNGと分かっていても、なかなか落ち着くまで待てない。これは本当に飼い主あるあるです。犬のためにも毅然とした態度で臨まねば!

    上記の説明表現には、犬のトレーニングという場面でなくても良く使われる重要な英単語がたくさん含まれています。

    handle: 対処する、取り扱う
    praise:褒める
    in a Pavlovian way:パブロフの犬方式では(条件反射で)
    affection:愛情
    quell:鎮める、抑える
    surface:表面
    reinforce:補強する
    jerk:自分勝手な人、イヤな人
    realize:気づく、悟る
    operate:操作する、運営する
    detachment:神経学(脳科学)

    犬の問題行動がなぜ起こるか説明する英語表現をチェック

    ドッグトレーナーのマットさんが飼い主に犬の問題行動がなぜ起こるか説明するシーンでのセリフです。

    犬の問題行動を説明するシーン ©ondoku3.com

    His aggression is driven by jealousy over affection in the home.
    So the family’s detachment is absolutely critical. That’s how powerful the relationship between humans and dogs is. It can change everything.

    彼の攻撃性は、家で過剰な愛情に嫉妬することで引き起こされます。
    したがって、家で家族と距離を置く訓練が重要な意味を持ちます。
    人間と犬の関わり方を変えれば、すべてが変わります。

    be driven by ~は、「~によって引き起こされる」という意味のフレーズで、何かしらのきっかけを説明する時などによく見かける表現です。

    語順を変えて、日本語にもなっている「トリガー(きっかけ・引き金)」を使う表現もありますね。

    例:Stress can trigger many problems.(ストレスが様々な問題を引き起こす)

    be driven by ~: ~が引き金になる、~によって動かされる
    affection:愛情
    detachment:分離
    critical:危機的な、危機の、重大な ※批判的なという意味もあります

    飼い主と犬の健全な関係を説明する英語表現をチェック

    ドッグトレーナーのマットさんが飼い主に犬の健全な関係を説明するシーンでのセリフです。

    飼い主と犬の健全な関係を説明するシーン ©ondoku3.com

    When an owner begins to understand the impact they have on a dog’s behavior and commits to changing themselves, then the dog and the human are better off.

    飼い主が犬の行動に与える影響を理解し始め、飼い主自身が責任をもって変わろうとすれば、犬と人間の関係は良くなります。

    commitは「目標に対して責任を持って深くかかわる」という意味もありますが、「何か違法なことや不道徳なことをすること(その責任をとる)」という意味もあります。

    behavior: 行動、振る舞い
    commit:専念させる、約束する

    まとめ

    犬のトレーニング番組「Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)」に出てくる飼い主がとるべき行動に関連する英語表現をピックアップしてみました。

    ドッグトレーナーのマットさんは、犬たちが問題行動を起こしてしまう原因の多くは、飼い主の不適切な愛情表現によるものと説明しています。ただ、犬たちの行動を変えていけるのもまた、飼い主の愛情と犬への信頼に他ならないと教えてくれます。

    yuki

    ダメな犬もダメな飼い主もいない、ただやり方を知らないだけ!
    と励ましてくれます。

    Dog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)が配信されているナショナル ジオグラフィックチャンネルはウォルト・ディズニー・カンパニーの傘下です。ですのでDog: Impossible(ドッグ:インポッシブル)はDisney+(ディズニープラス)で配信されています。もっとじっくり見たくなったらDisney+をチェックしてみるのもいいかもしれません。

    Disney+(ディズニープラス)が気になるときはこちら

    ナショナル ジオグラフィックは、自然、科学、文化、歴史などに関わる事実に基づいた内容のドキュメンタリー作品を多く配信しており、動物好きや自然好きにはたまらないコンテンツが満載です。

    ナショナル ジオグラフィック公式HPから引用
    yuki

    ナショジオは残念ながらAmazon Primeでは配信されていません。
    スカパーやJ:comなどでは視聴サービスがあるようです。

    英語学習としては特殊な分野もあるかもしれませんが、興味のある内容や仕事に関連するカテゴリーがありそうな場合はチェックしてみると面白いかもしれません。雑談のネタになりそうな話題も見つけられそうです。

    yuki

    えいえいおー

    Yuki
    この記事を書いた人
    1976年12月生まれ

    広島市出身 横浜市在住

    45歳から英語を学び直したら、どのくらい話せるようになるのか。

    その過程を公開中。

    ・大人の学び直しにはどのような学習方法が効果的?

    ・体験レッスンのレビュー

    ・ネイティブキャンプやスタディサプリのレビュー

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    よかったらシェアしてね!
    目次